読書録 「もものかんづめ」 さくらももこ

シャオムです。暖かい日も増えてきましたが朝晩はまだまだ冷え込みますね。どうか風邪など引かれませんように。


さて、最近は昨年亡くなられたさくらももこさんの代表作「もものかんづめ」を読んでいました。帯に「爆笑エッセイの金字塔!」と書いてあってえらいハードル上がるなあと思って読みましたが、たしかに面白い箇所はいくつもありました。短編エッセイ集なのですが、特に「スズムシ算」は圧巻でした。日常のくだらない出来事を笑いに変え、しかも生きるうえで大切なことを教えてくれる気がします。「ちびまる子ちゃん」の人物に関する裏話もところどころ出てくるので、まる子ファンの方はより楽しめる一冊ではないでしょうか。


最後に、今合唱団で歌っているさくらももこ作詞の「ぜんぶ」より引用して終わります。


大切なことは

ぜんぶここにある。

泣くこと 笑うこと

怒ること 喜ぶこと

あたりまえの気持ちは

あたりまえのものとして

そのまま 今ここにある。

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