2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

問題を作ってみよう①

どうもシャオムです。 前回、問題を作る能力について書きました。今回は、問題を作るための思考がどのようなものであるかを確かめるため、実際に歴史の問題を作ってみましょう。東京書籍の中学校の歴史の教科書から引用して、この本文を踏まえた問題を考えて…

問題を作る能力について

どうもシャオムです。 誰でも今まで生きてきた中で、数えきれないほどの「問題」を解いてきたのではないでしょうか。学校では毎日毎日、問題を解いては答え合わせをしての繰り返しだったかもしれません。また、遊びの中でおこなうクイズやなぞなぞも、問題の…

3月からのブログの方針について

どうもシャオムです。 昨年の5月から毎日投稿を続けてきて、約9ヶ月になりました。と言いたいところなのですが、先日記事をあげるのを忘れてしまい、連続更新が止まってしまいました。それでもしばらくはまた毎日記事をあげる予定ではいるのですが、3月以…

「権力」は本質的にネガティブか

どうもシャオムです。みなさんは「権力」と聞いてどんなことをイメージするでしょうか。政治家を思い浮かべる人もいれば、会社などの組織で権力を持っている人のこと、また親や教師などを連想する人もいるでしょう。一方で、「権力」という言葉は、「権力を…

数学学習の段階【番外編:三角形の合同条件】

どうもシャオムです。 今回で「数学学習の段階」シリーズも最後になります。昨日の「二等辺三角形の底角定理」の証明で、三角形の合同条件を利用しました。 三角形の合同条件: ①3つの辺の長さがそれぞれ等しい ②2つの辺の長さとその間にある角の大きさが…

数学学習の段階【番外編:二等辺三角形の底角の定理】

どうもシャオムです。 これまで3回に渡って、数学学習の段階について書いてきました。前回の3回目をもってこれは完結となるのですが、今回は補足として、第2段階の例をもう一つあげておきたいと思います。第2段階は、定義から定理を導く段階でした。僕の…

数学学習の段階③【定理の応用】

どうもシャオムです。 「数学学習の段階」と題して連載しています。第1段階が定義の学習、第2段階が定理の導出でした。そして、第3段階は、定理を実際の問題に応用するということになります。僕の中では第2段階がもっとも強調したいところでしたので、第…

数学学習の段階②【定理を導く】

どうもシャオムです。 数学の学習の段階は、定義→定理→応用と進みます。前回は「定義を知る」ことについて説明したところで、今回は定義から定理へと進む段階について書きたいと思います。実は数学の試験問題や、実際の勉強においては、そのほとんどが定理を…

数学学習の段階①【定義を知る】

どうもシャオムです。今回は、僕が今まで数学を学んできて、また教えてきて考えた「数学の勉強の仕組み」について説明したいと思います。数学の学び方は、あらゆる事柄の学習に通じるものがあると思うので、ぜひ一読してみてください。数学の学習を3つの段…

「現代史」を学ぼう

どうもシャオムです。「現代史を学ぼう」という題名なのですが、僕が現代史の重要性を語るのではなくて、おそらく現代史はめちゃくちゃ重要なので、これからおたがいに勉強していきましょうという趣旨の記事です。「現代」の定義は、いつからなのでしょうか…

僕があこがれる職業

どうもシャオムです。 前回の続きで、僕があこがれる職業についてあと2つ書いていこうと思います。 4、エンジニア エンジニアはすごい仕事だなと思うようになったのは、大学に入ったあとです。そもそも子どもの頃は、エンジニアなんていう仕事があるのを知…

あこがれる職業に価値観が表れる

どうもシャオムです。 このブログを書き始めて約10か月。僕の文章を頻繁に読んでくださっている方であれば、僕という人間がもっている価値観をだいたい理解していただけているのではないかと思います。人の価値観が現れるのは、文章であったり発言であったり…

速読と精読について

どうもシャオムです。 「速読法」が話題になることがときどきあります。その名の通り、本を速く読む能力ということですが、実際のところはそれほど重要なことなのでしょうか。速読に対して、本の内容をしっかり理解して読み進めることを精読といいます。今回…

磨くは一生-学びつづける教師に-

「先生、どうやったら数学できるようになりますか?」 もともと数学が得意だった私にとって、この質問は最大の難問だった。どうすれば子どもの気持ちがわかるだろうか。悩む私に、ある先輩は、「自分が苦手な分野を思い浮かべて」と。たしかに、苦手なことに…

差別に対してどう向き合うか

どうもシャオムです。東京オリ・パラ組織委員会の森喜朗会長が、「女性の多い会議は時間がかかる」と発言した問題ですが、結局は森氏が辞任する方向のようです。必然的に、次の会長が誰になるのかに関心が高まるのですが、これがまだはっきりしないようです…

学問をする「場所」について

どうもシャオムです。 先日、大学進学率の記事で、大卒の持つ経済的価値の変化について考えました。今回は、学びの内容という点で、今と昔では大学はどう違っているのかを考えてみたいと思います。 本来、大学や高校など、教育機関を卒業していることが何を…

学校を民主的に

どうもシャオムです。 日本若者協議会の代表をされている室橋氏が、9日にこんな記事を書いておられました。協議会のメンバーが文科省に「校則の改正プロセスの明文化」についての提言を出したというニュースです。これはぜひ実際に読んでいただきたい。 校…

大学進学率の上昇をどう捉えるか

どうもシャオムです。 みなさんは、世の中に大卒の人は何割くらいいるか知っているでしょうか。文部科学省のデータ(令和元年度)によると、53.7%となっています。より詳しく言えば、学部に進むのが53.7%、短大が4.4%、専門学校が23.6%であり、高校卒業後、…

ウイグル問題について

どうもシャオムです。 中国のウイグル問題について、聞いたことはあるでしょうか。最近だと、こんな記事が出ていました。 中国政府の統計で、新疆ウイグル自治区での不妊手術の件数が急増してきているという報道です。それが、アメリカメディアなどから、「…

体験に基づいて発信することの重要性

どうもシャオムです。このブログを非営利でやっている以上、記事の反響というのが、アクセス数やコメントくらいしかないのですが、自分なりに良い記事、微妙な記事というのはあります。自分の中で「良い記事が書けた!」と感じている記事は、あとからでも皆…

小学3年生と人権について話したときのこと

どうもシャオムです。先日、塾で考えさせられる出来事がありました。小学3年生の授業をしていたときのことです。こんな会話がありました。小3のAくんとBくん、そして僕の会話です。小3A「先生が小学校のとき、人権総合学習発表会ってあった?」僕「覚…

森会長事件から考えること2点

どうもシャオムです。 森会長(東京オリ・パラ組織委員会)の「女性が多い会議は時間がかかる」という発言に対し、国内外からの批判が殺到しています。今回は簡潔に、僕が感じたことを2点書いておこうと思います。 まず1つ目。森会長の発言は、絶対に見過…

「小さいふ。」のクアトロガッツさんが『冷凍餃子が本場の味になる曲』を使ってくださいました。

どうもシャオムです。 以前、『冷凍餃子が本場の味になる曲』という曲を作ってこのブログにも載せたことがありました。 今回、革製品の製造・販売をされているクアトロガッツさんが、旧正月の企画で「革餃子」を作る動画を作成されました。この度、そのBGMに…

政治家の不祥事をどう考えるか

どうもシャオムです。いま、ワイドショーを見ていると、政治家が「夜の銀座」問題がよく取り上げられています。自民党の松本純議員と公明党の遠山清彦議員が、緊急事態宣言下のある日、銀座のクラブに深夜まで滞在していたことが問題となっています。https:/…

給食のすごさ

どうもシャオムです。 僕の住んでいる市の小学校では、今年度だけ、給食費が無料になっているそうです。新型コロナによる経済的な負担の影響で、給食費を支払えない家庭が出るおそれがあってのことだと思います。これは実にすばらしい制度だなと思ったのです…

ワクチンについての考え方

どうもシャオムです。 新型コロナのワクチンが海外で普及し始め、日本でも今月から接種が始まろうとしています。このところの報道を総合すると、ワクチン接種は、高齢者や持病を持った方、医療従事者を優先して行われるということです。 https://www.google.…

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