Diversification(分散)について

どうもシャオムです。

今回はふと思ったこと。

久々に小学校の同級生からソフトボールチームに誘われ、6月に入れば一度練習に行ってみようと思っています。

一方、前々から合唱団に所属しているのですが、そちらの方は当分再開の見通しが立ちません。もちろん合唱なんて三密の極みみたいなものなので、再開はまだまだ先になるでしょう。

今、自由な時間で何をしているかというと、友達とZOOMで大喜利をしています。自分が主催した遊びで、誰かと楽しみを共有できるのは大きな価値だと思っています。少し前に読んだ記事にこんなことが書いてありました。(誰の記事か忘れました。)

――テクノロジーの発展によって労働の生産性が上がると、人間社会に必要な労働量が減る。その分余暇に費やす時間やエネルギーが多くなり、余暇を楽しむ力・遊びを創る力の重要性が高くなる。――

確かにな、と納得したのを覚えています。「楽しい」という感性は大事にして生きていきたいなと思います。

そんなことを考えていると、大学時代のゼミの先生の言葉を思い出しました。

Diversification分散投資)は何もお金だけの話ではない。」

彼はファイナンスの先生なので、diversificationを通して教訓を言ったのでした。Diversificationとは、簡単に言うと、一つの会社、一つの業種への投資では、その一つが失敗したとき損をする。様々な会社に分けて投資することでリスクが減らせる、ということです。

先生はこれを拡張して、生き方について話しました。

――たとえば、あなたに仕事のスキルが一つしかないなら、その仕事が必要なくなったとき、何もできない。コミュニティや居場所が一つしかない人は、そこでの人間関係が悪化すると心を病んでしまう――

と。

これはシンプルで深い考えです。外出自粛をどう過ごすか、悩んだ人もいるかと思います。楽しめることが一つしかないと、そこで出会う人やモノも限られます。楽しみをdiversificationする。これもかなり大事な力になるような気がします。

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