「分けない」ことの良さ(日常編)

どうもシャオムです。

前回、「分けない」ことの良さというテーマで、分けることの良い点・悪い点を書きました。昨日の記事では社会全体で考えた場合の議論でしたが、今日は僕が生活している中で「分ける」か「分けない」かを考える場面についてお話します。

たとえば、わかりやすい例で言うと、家の中と外でオンとオフを切り替えるかどうか、があります。家の中と外で「分けている」かどうかです。誰もが何らかの切り替えをして外出し、帰宅していると思いますが、僕はどちらかというとこの切り替えができない方です。だから人前では自分の意に反して、ちょっとだらしなく映ってしまうこともあるかもしれないのですが、逆に家に帰った時に一気に疲れがでにくいという良さもあります。僕にとって、切り替えないことのもっと大きな良さは、時間にとらわれないことてす。オンオフを切り替えるということは、短距離を走っては休憩し、走っては休憩することにたとえられます。一方切り替えないタイプは、いわば長距離走のようなものです。こっちが得意な人は、メリハリをつけて細かく行動するよりも、だらだら1日過ごした方が、1日トータルで多くの成果を出すことができるのではないかと思います。そして短距離に比べると体への負担は少ないので、日をまたいで疲れが溜まることも多くありません。

また、仕事と仕事以外の切り替えもそんなにありません。たとえば、自分にとっては仕事仲間と仕事以外の友達との違いは特にありません。他にも、仕事と遊びの境界がそこまではっきりしていないので、結果として仕事が楽しいことが多く、また勤務時間以上仕事をしても平気なことが多いです。勤務時間を超えて平気で仕事している人というのは、ある意味でブラック企業の犠牲者なのですが、おそらく17時に退勤したとしても家で自分のための仕事をすると思うので、それが会社の勤務時間に入るのかはあまり重要なことではありません。

まとめると、「分けない」ことによって、いろいろなことにとらわれなくて済むということが一番の良さです。家だと仕事に集中できないよりも、家でも集中できる方がいいに決まっています。一方で、オンオフの切り替えのような「分ける」ことは、自分に緊張感を持たせたり、あえて制限をかけることで自分にモチベーションを作ることだと思います。それは人間にとって必要な仕組みですが、あくまで外的な作用をするものであって、自分の意思や自由とは相性の良くないものではないかと思います。

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