初めての作曲の裏側『下積み時代』【作曲①】

どうもシャオムです。

今回、初めてちゃんと作曲というものに取り組んでみました。大して表にもでていないのですが、タイトルを「初めての作曲の裏側」としました。曲に込めた思いを詳しく説明する人はなかなかいないと思いますが、せっかくブログという発信の場があるので、あえて曲ができるまでのプロセスをここに書いておこうと思います。まずは曲を聴いてみてください。

 

 

ふつう作曲家の人がどういう手順で曲を作っているのか知らないのですが、僕はまず歌詞を考えました。

とりあえず最初に「下積み時代ではない」という歌詞が浮かんだので、それをサビに持ってくることにしました。そして、テーマ自体が「〜ではない」という否定形なので、いっそのこと全体をネガティブな言葉で作ろうということになりました。

 

はやってるものが嫌いではないけど
ピンとこないことはしたくない
ヒトには何も勧めないから
キャラに合わないことを勧めないで
やること終わってなくても街に出る
明日うまくいくかは関係ない
駅前のカフェに答えはないけど
役に立たないことをする
下積み時代ではない
賭けたものは返ってこなくていい
ネガティブなわけではない
いくらか希望があればいい

 

すべてのフレーズに「〜ない」という言葉を入れ、最後の行だけ、「希望があ」るという歌詞にしました。

次に、メロディーを考えました。言葉がすべてネガティブなのですが、悲しみや絶望を歌にしたいということではありません。ネガティブな言葉を使いながらも前向きさを表現するため、曲調は明るいものにしました。まずサビのメロディーを決めて、そこから全体のコードを決めました。「下積み時代ではない」のところが「C→E→Am」という特徴のあるコードになったので、ほかの箇所は自然にできたものをあまりいじらずに置いておきました。作曲のセオリーみたいなものをあまり知らないので、自分が聴いて自然に流れているかということだけを頼りに全体を作りました。

歌詞とメロディーはできたので、あとは編曲です。とりあえず基本的なドラム、ベース、ギターで伴奏を作ってみました。曲自体、アニソンのような感じでもあるので、今回は自分で歌うのではなくボーカロイドに歌わせてみました。ボカロの編集作業は、思っていたよりすぐにできたので、曲が作れる人にとってはそこまでハードルは高くないと思います。本当はシンセサイザーで楽器の音を作りたいのですが、それはまたこれからソフトの使い方を学んでいくことにします。

今後、また曲を作ったらこちらでも発表していきたいと思います。

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