インドネシア人の技能実習生との出会い

どうもシャオムです。

先日、小学校の同級生たちと、フットサルをしました。定期的に地元で開催してくれて、集まれるメンバーが集まって遊ぶという行事がここ何年か続いています。主催してくれる友だちをはじめ、皆には感謝ですね。

今回のフットサルには20人くらいが集まったのですが、その中に、4人のインドネシア人がいました。もちろん彼らは僕らの同級生ではなく、日本に技能実習生(おそらく)として働きに来ていて、僕らの同級生の1人が勤めている会社から連れてきたのでした。歳は僕らより若く、皆誠実で、そしてはつらつとサッカーを楽しんでいました。

僕らのチームが試合がない間、1人のインドネシアのメンバーと話をすることができました。僕は今まで日本にいて外国人の実習生と関わったことがありませんでした。そして、カナダに留学していたこともありましたが、インドネシア人と知り合ったのはこれが初めてでした。ニュースではときどき外国人労働者が話題になることがあり、日本に大勢が暮らしていることは知っていましたが、彼らが実際どんな生活をしているのかは想像がつきませんでした。

話を聞いてみると、その青年は、18歳から日本に来ていること、3年間くらい日本で働こうと思っていること、近くのアパートに住んでいること、同じインドネシア人の仲間と仲良くやっていることなどを教えてくれました。母国で小学校が同じだった友だちも日本に来ているが、埼玉や愛媛など、遠い地域に点在しているとのことでした。

中でも気になったのは、彼らが日本で暮らしていて大変だと思うことです。彼が言うには、まずコミュニケーションが大変だということ、そしてもう一つが食生活でした。おおよそ僕がカナダに行ったときと同じなんだな、と思いました。それでも彼は約2年で、しっかりコミュニケーションができるくらいに日本語をマスターしていて、不自由なく会話ができました。そして、このようなスポーツの場が、日本人と関われる一番の機会であると言っていました。まったく同感でした。みんなでフットサルをやろうと企画してくれる僕の同級生、そしてそこに意気揚々とやってきてくれるインドネシアの彼らは本当に素晴らしいです。

今回は、インドネシアの人たちと出会って聞いたこと、感じたことを書きました。彼らには、僕らがわからない苦労もあることでしょうし、こうやって興味本位で質問して記事を書くこと自体が失礼にあたるのかもしれません。しかし、まだまだ多くの日本人にとって外国人はどこか遠い存在であることも事実です。少しでも彼らに想像力をめぐらせるための助けになれば幸いです。

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