話に抑揚をつけるには?

どうもシャオムです。

今年に入って、塾の集団授業をしているのですが、模擬授業を見てもらうときによく指摘されることがあります。それは、もっと話に抑揚をつけなさいということです。最近は教員採用試験の面接の準備をしていますが、そこでも話に抑揚を出すということは、自分にとって大きな課題になっています。

思えば幼少期から、感情を言葉や表情に出すのが苦手だったように思います。家族はみんなテレビや映画を見ていても、あまり目立ったリアクションはとりませんし、感情を出すのはなんか恥ずかしいという意識がずっとありました。今までは感情を出すのが苦手なことによって、特に困ることはありませんでした。しかしここにきて、いざ自分の話を相手に伝えようと思ったときに、言葉に感情を乗せられるかというのは話のスキルの中の大きな要素であることに気づきました。抑揚をつけるためには、感情移入は非常に重要だからです。

そこで、どうやってこの問題を克服するかを考えました。話に抑揚をつける練習のため、2つのことを実践しています。まず、毎回の授業のときに学習内容とは別に1つ、生徒に伝えたい話を用意していきます。それは、自分の経験だったり生徒の進路についての話だったり、伝えたいなあと思うことを準備します。そして、それを効果的に伝える話し方を意識して話す、生徒たちの反応を見る、振り返る、また次の授業という繰り返しを行っています。授業に関係ないことをしゃべっているので、たいがい生徒は興味をもって聞いてくれます。そして話し始めた以上、最後まで突っ走るしかありません。大事なところを早く話しすぎてしまったり、間をうまく使えなかったり、失敗はさまざまありますが、「少なくとも抑揚を」というテーマをもって臨んでいます。

もう一つは、比較的誰にでもできる方法かと思います。このブログでは毎日1000から1500字程度の記事をあげています。その記事の内容を口頭で5分にまとめて、友達にボイスメモで送るという作業をしています。その友達はボイスを聴いてフィードバックをくれることもありますし、聴いていないこともあります。僕のボイスに対する自分の考えをボイスで送り返してくることもあります。いずれにしても5分のボイスを録音する段階で、1000文字の記事をいかにわかりやすく伝えるかということが課題になります。そこでも、大事なところにピークを持っていく話し方を研究しています。話のうまい人なら自然にできることでしょうが、苦手な人にとっては難しい問題ですね。話に抑揚をつけるための、もっとよい練習があれば、ぜひ教えてください。またブログで紹介させていただきます。

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