歴史の中の8月6日

世界がコロナに翻弄される中迎えた

原爆投下から75年目の8月6日

小学生のとき見た広島の写真も

中学生のとき聞いた原爆の話も

心に刷り込まれて

「原爆は怖い」ということを 今も教えてくれている

 

教育が戦争を防げるとしたら

それはどんな教育だろうか

戦争の悲惨さを訴えるのは 大事なことだ

ただ 憎悪はしばしば 憎悪しか生まない

国家は今まで 憎悪の対象を操ってきた

 

学ぶ人ができることはなんだろうか

戦争はどこからくるのかを

考えることである

学ぶ人がすべきことはなんだろうか

現実から目を背けず

行動することである

 

8月6日は 戦争の終わりというより

次の戦争への布石だったかもしれない

失敗の前には 必ずそこに至る原因がある

失敗の後には そこから人間が何を学んだのかが試される

 

8月6日は たまたま起こった事件ではなく

人類が導いた当然の結果だった

足を止めてはいけない

頭を止めてもいけない

8月6日は 人間の歴史の通過点だから

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