オーラやたたずまいを認識しているか

どうもシャオムです。

ソフトボールをやっていると、明らかにオーラのあるバッターというのがいます。まだバッティングを見たことがないけど、きっと打ちそうな雰囲気が漂っています。周囲が受けるこのような印象は、どこからくるものでしょうか?また、スポーツでよくあるのが「流れ」です。試合が膠着しているときに大谷翔平に回ってくるのと、連打が生まれてお祭りムードのときに控え選手が打席に立つのでは、控え選手の方が打ちそうなのです。こういうのを良い流れ、悪い流れと言ったりします。このような流れを生んでいるのは何でしょうか?

たとえば、仕事ができそうな人のオーラは、仕事の経験からくるような気がします。過去に失敗を重ね、少々のことには動じない感じです。内面と外面というのはやはり表裏一体で、自信や冷静はその人のたたずまいにも良い影響を及ぼします。他にも、何を着ているかであったり、顔の表情、声の調子、立ち方、歩き方などから、その人が外に発する印象は変わってきますよね。これは内面が外面に影響しているともいえますし、外面が内面に影響しているともいえます。最初の「何がオーラを生むのか」という問いにはあまり答えられていませんが、いろいろな要素に関係があることは、わかるのではないでしょうか。

たたずまいやオーラのようなものは、人が頭で考えることにおいては、見落とされやすいものです。たとえば、店の商品がどうやったら売れるか考えていたとすると、価格は?競争相手は?広告の出し方は?売る場所は?など様々なことを考えます。しかし、実際に買う側の立場に立ってみると、購買行動を決めているのは、「なんとなく賑わってそうな店の構え」とか「店員の雰囲気」であることも多いのではないでしょうか。これらは言語化されにくく、頭で考えるほど見落とがちになるのですが、成功している人やモノほど目に見えないオーラがあるものです。

これらは論理よりも美的なものに関係があるかもしれません。毎日ブログを書いていると、頭で考えられる範囲で世界が完結しているような錯覚を起こしそうになるのですが、実際は無意識が占める割合の方が多いです。こういった「目に見えない何か」が人を動かしているということは、私たちが日頃から認識すべきことではないでしょうか。

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