仕事とは何かはちゃんと考えた方がいい

どうもシャオムです。

教育実習に行っていると、教師の仕事はどんなだ、企業に比べてどうだというようなことはよく話題に上がります。世間話のレベルだとどうしても給料だとか残業だとかいう話になってしまうものですが、それよりも大事な基準というのは人それぞれ持っていると思います。ただ、仕事が自分にとってどんなものなのかをよく考えていないと、世間の価値観に惑わされてしまいがちです。今回はいくつかの観点から「仕事」を考えていきましょう。

まず、シンプルに仕事がお金を稼ぐためだけのものであるなら、生産性というのがもっとも重要になります。単位あたり時間でより多くのお金を稼ぐということですね。生産性を最大限にあげつつ、欲しいだけの収入をもっとも短い時間または少ない労力で得ることがもっとも良い状態ということになります。

次に、仕事はやりがいだとか生きがいだとかいう基準がはいってくる場合、これは少しややこしくなります。自分の時間と仕事のバランスをとらなければいけなくなるからです。多くの人は多少なりともやりがいを持って仕事をしているかと思いますが、やりがいを原動力にどこまで仕事ができるのかというのは人それぞれだと思います。これが「やりがいはあるけどここまで長時間働くほどではない」というような状態になってくると、バランスが悪いということです。やりがいは少ないけどもう少し楽な仕事か、もっとやりがいのある仕事へのシフトが必要になってきます。自分がどの程度バランスが取れているのかというのが1つの基準だと思います。

最後に、仕事=遊び、仕事=人生のようなタイプです。このタイプの特徴は、労働時間が8時間とかに縛られず、自分がしたいだけ仕事ができることです。また、お金を稼がなくても仕事ができるということになるので、人が普通は仕事でやらないようなことをすることができます。たとえば、僕にとって塾の仕事や学校の先生の仕事は「遊び」や「人生」ではありませんが、このブログを書くことは確実に「遊び」です。一銭も入ってこなくても、現に毎日続けることができています。これはブログが遊びではない人にとってはシンプルなバカですが、お金にとらわれずに書くことによってできることもあります。僕にとっては、今お金が入ってこなくても、ブログを書くことによって人脈が広がったり、将来の仕事のための何かになるのではあれば、それは立派な仕事だと考えています。勉強と同じような感覚ですね。

どこからどこまでを仕事ととらえるか。自分は1日何時間働けるのか。勤めている会社の業務だけが自分にとっての仕事なのか。こんなことを考えてみると、仕事についての価値観が深まるのではないでしょうか。


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