塾でやってしまった失敗

どうもシャオムです。
先日、塾の冬季講習の授業をしていたとき、思わぬ試練が訪れました。小学生の算数で、生徒2人という少人数の授業でした。そのうちの1人が僕の授業が嫌だったそうで、お母さんかれ塾に連絡があり、担当を交代させられてしまったのです。これは、初めての経験だっただけでなく、授業をしたときは本人からそんな様子を感じとれなかったので、寝耳に水でした。
今回担当した生徒は、どちらも初めて教える子でした。最初に顔を合わせたときの反応が良かったので、特に心配することなく普通に授業をしていました。しかし、そのお母さんからの連絡によると、説明がわかりにくいだけでなく、わからないまま進んでしまう、そして言葉遣いや態度が悪いとまで言われていたそうです。さすがに塾からはかなり指導されました。保護者からの要望で授業の担当が代わるということが頻繁にあるものなのかわからないのですが、塾としてはかなり重大な問題ではあるでしょう。これが学校なら、話し合いで解決していくのが筋かと思いますが、授業に対価をもらっている塾なので、問答無用です。
その後、塾では模擬授業による研修など、対応をしてもらいました。今回の問題は、僕にとって初めて担当する生徒だったことから起こった問題ではあります。その子や保護者の方が、僕が思っていた以上に先生の態度や教え方に敏感だったこと、そして初めて担当するにも関わらず、こちらの気が緩んでいたことが原因だったと思います。なによりも、根本的に、「生徒がわかるように」とか、「生徒のために」という姿勢を忘れたときに、問題は起こるのだと思います。そして、今回の生徒のように自ら声を上げるのは、ほんの一部です。その他の大多数は、先生に対してネガティブな思いをしたとしても、黙っているのですから、こちらが気づかないうちに関係が悪くなることもあります。今回の出来事は、自分の姿勢を見直す最大の機会になりました。次回からは少し、仕組みに目を向けて話を進めたいと思います。

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