体験に基づいて発信することの重要性

どうもシャオムです。

このブログを非営利でやっている以上、記事の反響というのが、アクセス数やコメントくらいしかないのですが、自分なりに良い記事、微妙な記事というのはあります。自分の中で「良い記事が書けた!」と感じている記事は、あとからでも皆さんに読んでもらいたいと思います。

そんな中でも、自分の体験に基づいて書いた記事というのは、文章としてコンパクトというか、シンプルな感じがします。昨日の人権発表会の記事はその1つで、久しぶりに歯ごたえのある文章が書けたような気がしています。去年の秋ごろに投稿した、「日本とカナダのストリートミュージシャン」の記事もその1つで、自分の目で見たものからストリートミュージシャンについて考察ができています。

たとえば論文であれば、個人的な体験とか感想というのは、客観性を損なうものなので、邪魔です。それよりも、歴史的事実や、しかるべき文献に裏付けられた根拠が重要になります。しかし、ブログやエッセイ、また特定の人たちに語りかけるときなどは、客観性にこだわるよりも、明快さや気持ちに訴えることが重要になると思います。そういうとき、体験に基づいた話というのは強力な武器になります。体験に基づいているということは、実感を持って書ける・話せるということであり、話に熱を込めることができます。熱があるというのは非常に重要で、それはつまり人の心を動かす可能性があるということです。

今回は短い記事ではありますが、体験から話すことの意味を考えてみました。人に何かを伝えなければいけない場面は、誰もに訪れると思います。そういうときに、理屈や論理ももちろん重要ですが、本当に伝わる話というのは、体験や経験に裏打ちされた「熱」を帯びた話であることが多いのではないでしょうか。そういう体験を積めるような毎日でありたいなと思います。

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