「現代史」を学ぼう

どうもシャオムです。

「現代史を学ぼう」という題名なのですが、僕が現代史の重要性を語るのではなくて、おそらく現代史はめちゃくちゃ重要なので、これからおたがいに勉強していきましょうという趣旨の記事です。

「現代」の定義は、いつからなのでしょうか。歴史を古代、中世、近世、近代、現代といった区分で考えることはよくありますが、実際にどこが明確な境目なのかは考える余地があります。日本では1945年以降が現代とする考え方が主流なのかなと思いますが、第一次世界大戦が始まった1914年以降を現代とする見方もありますし、「グローバル時代の到来」を境目と見て、現代のスタートをもっと後と考えることもあるでしょう。一つ一つの説を検証することはしませんが、ざっくりと20世紀から21世紀を現代とみなして、考えてみたいと思います。

まず僕が現代史についてちょっと意識が向いているのは、シンプルに、学校であまり教わらないからです。小学校でも中学校でも高校でも、歴史の授業で1945年以降の出来事を教わった記憶は一切ありません。ふつうは教えることになっていますが、まあいろいろな都合で省かれていたのだと思います。しかし、当たり前ですが、戦争が終わって、みんななんやかんや普通に過ごしてたら2021年になった、なんてことは絶対にないわけです。この75年あまりの間に、相当重要な歴史的な出来事がいくつも起こっていることは確かです。しかし、1990年代生まれの僕は、そのうちの半分以上をほとんど知らないのです。

僕と同じ世代のみなさんは、昭和の時代に起きた次にあげる出来事について、どれくらい知っているでしょうか。たとえば、中華人民共和国の成立、日米安全保障条約ソ連について、ケネディ大統領暗殺、ロッキード事件などなど。これらの事柄がどういう時系列で、現代の仕組みとどう関係があるのかは重要なことです。誤解を恐れずにしかし、鎌倉幕府を開いたのが誰なのかよりも直接今の私たちに関係があります。こう考えれば、現代史を知ることの重要さはわかっていただけるのではないでしょうか。

そこで、このブログでも、僕があまり知らない現代史の出来事について取り上げて考えるという記事を書こうかなと思っています。本当はもっとさかのぼって19世紀ぐらいからちゃんと勉強したいですが、一応戦後の出来事というくくりで勉強していきます。読者のみなさんからも、勉強のヒントやトピックをいただければ嬉しいなと思っています。


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